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電子カルテ導入記 4 1 7月に入り、user interfaceのカスタマイズに時間をかけていました。 埼玉県浦和市の吉岡正樹先生は、wine(NextStep上の電子カルテ)の user interfaceを導入以来3年間にわたりさわり続けているとのことで した。user interfaceは独自の自分用のものを持つべきであるとの吉岡 先生の主張に、賛同したもので、7月に入り2週間はuser interface, template作りをしていました。DRSでは、医師が触るuser interfaceの部 分は医師個人が自由にカスタマイズし、templateとして保存できるよう になっています。 2 2週間 template作りをしていた他の理由は、サンヨーメディコムから DRS用にデータベースを移植するのに2週間かかったことです。この間 データベースにデータを入力しても、上書きされるため、データの蓄積 にはなりません。 3 やっと7月25日に患者さんの26000件のデータを導入しました。 ここで問題が起きました。最終来院日が表示されないのです。サンヨー メディコムの病名、薬歴が移植されていないため、DRSでは、最終来院 日の日にちはあっても、最終来院日としての履歴が表示されないので す。そこで、99年7月以前の来院日に再診した履歴を、再診料のみを 入力することにより、表示させることにしました。このデータが導入され たのが、7月30日です。 当方terminal degit方式の病歴管理を行っているため、病歴はactive, inactiveという形で日付により分けて管理をしています。5年を過ぎた 病歴に関しては、最終来院日により箱詰めし倉庫管理にしてあるため、 最終来院日がわからなければ、病歴はでてこないことになります。 4 業務に使えるような設定、データベースが蓄積できる状態になった のが7月30日ですが、7月31日、今日職員を集め、予約患者さんを 対象に、過去データを入力するトレーニングをしました。過去データー が入力されていると、再診日にやることは、過去データの修正ですから 十分業務中に施行する事ができます。 |